私は長年にわたって個人事業主としてゲーム開発、モバイルコンテンツ開発をしていましたが、この度、合同会社mewtone(ミュウトーン)を設立し、事業の再スタートを切ることにしました。
個人で仕事をしていた頃は多くの方々からお仕事を頂きました。ありがとうございます。取引させていただいた会社様、個人様に対して一人ひとり挨拶を差し上げなければならないところ、このような場所での挨拶となってしまい申し訳ありません。
自分のような人間関係にやや問題があるタイプに仕事を振ってくれるということは、最初こそ「何かウラがあるんじゃないか?」と邪推していましたが(笑)、単純に信頼おけるから仕事を振っていただいたのだと考えるようになってからは、いただいた仕事の枠を超えて取り組むよう心がけていました。
今まで多くのモバイルコンテンツ開発案件に携わって強く感じたことがあります。それはコンテンツのアイディアを具現化することにのみ力を注がれることです。運用に移行してからのことは二の次、三の次に考える、とにかくサービスを開始することが大きな目標としていることが多かったように思えます。コンシューマゲーム機のゲームタイトルなど売り切り型のコンテンツ開発はこのスタイルでも問題はありません。しかし、モバイルコンテンツなどウェブタイトルに関してはサービスが始まってからが本来の意味でのスタートとなると考えています(この件については事業ポリシーとして書きました)。安定したサービスの提供をするために開発中はスタートしてからコンテンツがどのように振る舞うか、負荷が発生するのはどの部分かを考えるべきだと思います。
作って終わりではなく、「運営に目線を合わせたコンテンツ開発」を心がけてmewtoneは事業を行なっていこうと考えています。
皆様、よろしくお願いします。
小堀 順也